誰が誰で、あそこで何があったのか。ここ数日のうちに海外ファンの間で一気に議論が収束する模様を見せています。
前記事と同じく、Redditのこのスレより。これはすごい。よく見つけた物だ。
(元画像はこちら)
シャターンというのはもちろん、アンドラステを助けて奴隷を解放したエルフですね(と自分のブログを見て書く)。
Shartan ,Thane
「シャターンはTE1020付近にテヴィンターで起こった、アンドラステの反乱に参加したエルフ奴隷のリーダーでした。彼は囚われの身として生を受けましたが、エルフが再び自由となる故郷を夢見て、彼の同輩のエルフ奴隷達を勇気づけ、テヴィンターの主人達に反乱を起こしました。
(中略)
彼とエルフの同輩によるアンドラステへの助力は、新たなエルフの故郷デールズの創設として報われました。しかしながら、シャターン自身はアンドラステが処刑された際に共に殺され、デールズをその目で見る事はありませんでした。」
テヴィンター歴1020というのは、アンドラステ教会の暦では紀元前175年頃となります。"Dragon Age: The world of Thedas”を見ながら、ここで少し時系列を整理してみましょう。
紀元前(アンドラステ教会歴)395年
テヴィンターの最も強力な賢者が黄金の都への扉を開き、生身の姿で侵入。彼らはねじ曲がり穢れた姿で現世へと追い返された−原初のダーク・スポーンである。
第一次ブライトが始まる。
紀元前305年(テヴィンター歴890年)
ワイスホプトの地でグレイ・ウォーデンが創立される。
(ブライトが始まってそんなすぐ、都合よくグレイ・ウォーデンが登場した物だ…と思っていましたが、何の、100年近く経ってますね。って自分でそう書いてるやん)
紀元前203年 (テヴィンター歴922年)
沈黙の平原においてグレイ・ウォーデンがアーチ・ディーモン(デュマート)を倒し、第一次ブライトを終わらせる。
同年
アンドラステがフェラルデンの地にて誕生。もっとも彼女の生誕年については異論あり。
紀元前191年
話をする、知性あるダーク・スポーンが発見される。ウォーデン・サシャミリがその一体であるコリフィアスを捕らえる。
紀元前187年
アンドラステ(16歳)、アラマリ族の首長マフェラスと結婚する。
紀元前181年
グレイ・ウォーデン、コリフィアスが他者の心を操るため研究を断念し、ヴィンマーク山脈の塔に幽閉する。
紀元前171年(アンドラステ32歳)
エルフ奴隷のシャターンがマフェラスの軍に加わり、テヴィンターの圧政に立ち向かう。後に彼はアンドラステの教えに従い弟子となる。
しかしマフェラスの軍の勝利がアンドラステとメイカー(主)の恩恵とされることに嫉妬したマフェラスが、テヴィンター帝国の執政官ハサリアンと手を結ぶ。
紀元前170年(アンドラステ33歳)
夫に裏切られ、ネヴァラの砦で捕らえられたアンドラステはミンラサスに連行の後火刑に処せられる。
同時にシャターンも捕らえられて処刑された。
アンドラステ、コリーちゃん、そしてシャターンが紀元前2世紀頃に集中して現れる人々であることがわかります。事実関係を改めて確認したところで、元記事をかいつまんで翻訳。
(マニアックな文章ですので、かなり情報を追加して意訳しています。間違ってたらごめんなさい。というか原文見て)
1.ミサルは裏切られ、殺害された。ソラスとミサル(=フレメス)は親しい友人であった。ソラスはかつて反乱を起こし、他の神々を閉じ込めた、彼らが他者を奴隷として戦争していたから。その後彼は眠りについた。
2.アンドラステの幼い頃から、メイカー(主)が夢の中で彼女の元へ来ていた。ソラスの領域は夢の中である。彼女は誰でも良いから、彼女の民を奴隷の身から救ってくれるよう祈っていた。メイカーが顕現し/ソラスが目覚めて、彼女の元へシャターンとして現れた。
シャターンのイメージ像は禿頭の賢者である。
(翻訳者注:これはアンドラステ処刑の図であり、シャターンは彼女より先に死んでいるはずなので、この賢者風の男性は遺灰を寺院に持ち帰ったHavardではないかと言うことです。そうするとオーブ風の物体は遺灰を入れた容器か何かかもしれません)
最初の絵のように、シャターンは鍵を持っている。
こちらはまた別の画像。拡大するとオーブを持っている。
ソラスは再び目覚めた(現代)。世界は彼の思っていた物とは全く違っていた。彼は彼の人々を救い物事を善い方向へ進めようと願った。ところが今回、彼は悪い方へと進めてしまった。(だからSorryなのではないか)。あるいは審問官と恋に落ちたせいかもしれないが、ソラスに嫌われていても同じ結果となるね。
追加。
メイカー(主)
「……それ故にメイカーは人々に背を向けた−しかしこれは旧神達が地下の永遠の牢獄に、罰として捕らわれた後の話である」
フェン・ハラル
「彼は神々双方の陣営を裏切り、それぞれに対応する領域に封じ込めた、彼らが再び現世に干渉することのないよう…」
エルフの創造主達が9柱。ドラゴンが7体。
ミサルとソラスは共に(エルフの)神々であり、彼らは現時点で自由である。つまり、残り7柱の神々が7体のドラゴンに相当する(=テヴィンターの旧神7柱、これは別記事にて)。
フレメス/ミサルはドラゴンに変身出来る。おそらく、ほかの神々もそうであろう。つまり彼らがドラゴン(=アーチ・ディーモン)となりうることを示している。ミサルの泉を飲んだ人物もドラゴンに変身する能力を得る。
さらに追加。
デヴェロッパー・ノートから掘り起こされたデータによれば、ソラスは(僅か)1000年の眠りについていたとある。アーラサン(古代エルフの都)の没落は2000年前のこと。アンドラステが裏切られたのも、1000年前。
メイカーさん帰って来てたよ!ははははは。
つまりどういうことなのかというと、まとめるとこうなります。現時点での想定です。あくまで仮説であり、当然嘘八百かもしれません。
コリーちゃん=コリフィアス。
フレメス=アンドラステ(God Soul Baby)=ミサル
アンドラステが産んだ子はすべて娘であった、というCodexに注目。
ソラス=シャターン=フェン・ハラル(=メイカー?)